2021/05/19 21:42



テラコッタ鉢の魅力

おしゃれな見た目から落ち着いた印象の物までたくさんの種類がありとても人気があるのが「テラコッタ鉢」です。アンティークな雰囲気が魅力のテラコッタ鉢は、小さいものから大きなものや、表面に模様がついているものなどがあり、ガーデニングを楽しむ方にとても人気があり、寄せ植えなどにもピッタリの植木鉢です。

そもそもテラコッタとは?

テラコッタは素焼きの焼き物、あるいはその元になる粘土のことを指します。テラコッタは素焼き鉢と比べると高温で焼かれるため、素焼き鉢よりも壊れにくいといわれています。その特徴的な色からテラコッタ色という言葉もあります。JISの色彩規格では「くすんだ黄みの赤」となっています。


テラコッタのメリット

通気性が良い

粘土を焼き固めて作られているテラコッタ鉢は多孔質(目で見えない無数の小さな穴がある)で、その穴のおかげで水分や空気が通りやすく、通気性や排水性に優れています。そのため温度や湿度の調節ができ植物にとって生長しやすい環境にしてくれます。


丈夫で長持ち

高い温度で焼いたテラコッタ鉢は普通の素焼きよりも丈夫で、扱いに気を付ければ長く使えます。使い込むと雰囲気が変わり、味が出るようになります。


おしゃれなものが多い

テラコッタは本来イタリアで作られた素焼き鉢のこと。デザインが豊富で、お好みのサイズや、柄、模様を選べます。和室にも洋室にも合うシンプルなデザインのものもあり、また、重厚感や高級感があり、どんな場所に置いても様になります。



テラコッタのデメリット

割れる

割れにくいとはいえ、素焼きの鉢。雑に扱うと割れてしまいます。


メリットがデメリットに

排水性や通気性がよいので、根腐れの心配が少ない反面、土が早く乾燥してしまい、水切れを起こすことがあります。特に生育期を迎えた観葉植物などは、土の状態に注意が必要です。過湿が苦手な植物や、乾燥を好む植物に特に合うでしょう。重量感も時にはデメリットになります。大きなテラコッタ鉢でオリーブの木を植えたけど重くて動かせない!なんてことになることもあるのでレイアウトには注意が必要です。


テラコッタ鉢の魅力が少しでも伝わったでしょうか?

ガーデニングや寄せ植えに欠かせないテラコッタ鉢。あなたに合うテラコッタ鉢を見つけてください!